週末は西郷山に集まるメンバー
「月曜日」
担当 ユミさん 代官山在住 代官山の手芸店 Merceria Pulcinaの店主 手芸・イタリア & おいしいものフリーク。 夫と娘の三人暮らし。 ・散歩の途中で見つけたすてきな ところを ご紹介します。 ・おまけの話では 趣味であり仕事でもある 手芸と旅の話を書きます。 「水曜日」 担当 ミサちゃん 代官山在勤 香港カフェ「蜜香」の店主 料理人でとにかく食いしん坊 24時間食の事しか考えられない変人気ままなシングルライフ ・地域の仲良しなお店&料理人として勉強になる美味しいレストランをご紹介します。 ・おまけの話では地味な私の自作イラスト「ムサギコミックス」でちょっと息抜き 「木曜日」 担当 カオルさん 代官山在住cherry red pieces> アクセサリーデザイナー 三人の子供の育児と仕事に 日々奮闘中。お友達の家族や友人とゆっくりお酒を飲むことが好きです。 ・私たちの話題になった 地域のイベントやおすすめのスポットをご紹介します。 ・おまけの話では、おもしろかった絵本や日々見つけたちょっとした出来事を書きます。 「日曜日」 担当 ボンちゃん 中目黒在住 ゲーム会社勤務。 アシスタントプロデューサー 電脳小物とお茶をこよなく愛するおひとりさま。社交系チキン。手作り好き。 ・仕事帰り、一人でも立ち寄れそうなお店や夜型人間にも優しいお店を探索します! ・おまけのコーナーでは、電脳関係とおもちゃの話をつづります。 カテゴリ
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2012年 11月 22日
木曜担当・カオルさん
代官山在住 cherry red pieces アクセサリーデザイナー 渋谷区では唯一酉の市が開催される宮益御嶽神社。入り口は渋谷郵便局手前宮益坂中程にあり、いつもは気がつかず通り過ごしてしまいそうなほどひっそりとしています。実は私はこの歳で酉の市に行くのは初めて。ブログ仲間のユミさんと一緒に二の酉の市に行ってきました。 学生の頃、すぐ近くの設計事務所でバイトをしていて、ちょうちんが出たり熊手を事務の方が買っていたのは見ていたのですが、若い頃はちっとも興味がわかず、今になってこんな近くに酉の市があったのかと気がつきました。 新宿花園神社や浅草の酉の市ほど賑やかではありませんが、小さいながらも由緒ある御嶽神社の酉の市は大正時代に始まり今では地元の商店街の方はもちろん、青山や玉川方面の方も沢山来られるそうです。 渋谷から歩いて宮益坂を登り左手渋谷郵便局手前に神社入り口があります。入り口には縁起物とされる切山椒が売られていて 寒くなるこの時期、これを食べれば風邪を引かなですよとお店の方に声をかけられ味見をすると淡いパステルカラーのおもちは、うっすら甘く、ピリリと山椒の味がする素朴な味でした。 切山椒は拍子木の形に千切りしたもので、火災の多いこの時期の火の用心、『切り』は切り回しが良くなる様にという意味がこめられているのだそうです。 山椒は体の虫を厄除けし、無病息災を。実、花、樹皮すべてが食べられる山椒は、全てできる=有益であるという意味合いもあるのだそうです。 それにしても御嶽神社は本当にビルの谷間にあります。明治天皇が、小休止場所として使われていた頃はもっと違う情景だったのでしょう。この近くの美竹町はこちらの神社の名前からとられているとか。 石段参道を登ると左手に宮益不動尊があり、古くから炙り不動尊と称され苦しみや疫病を香煙で炙り出すと伝えられていて、一部には札炙り不動として商人や金融関係の方がお札を炙り富みが増えるとも言われて隠れた人気がありるそうです。 非常に珍しいニホンオオカミの狛犬が有名ですが太平洋戦争以前から損傷がひどい為、現在は社務所内に安置されています。 今社殿前に建つのは、ブロンズ製で、原型と同じ像を芸術家の多田瑞穂が製作もの。 たしかにオオカミ、、です。お参りをしてお神酒を頂き、 いろいろ迷っていたら七福神が乗った?こちらが気になり、 すかさずお店の方が、「5000円のところ、3000円におまけするよ」と言われて、こういう掛け合いが好きな下町生まれなので気を良くして購入する事に。 商売もされているならと火打石で清めて頂き、商売繁盛家内安全と祈願して頂きちょっと照れるくらい大きな声で拍子を打ってもらいました。 日本各地の鷲神社(おおとりじんじゃ)で行われている酉の市は、このように縁起物の代表である熊手が売られていて、(もうご存知の方も多いと思いますが)鷲が獲物をわしづかみすることになぞらえ小判やお宝を飾った熊手で、「運をかっ込む」という意味で商売繁盛のお守りだそうです。 酉の日は11月に限ることなく12日ごとに巡ってきますが「酉の市」は11月の酉の日に開かれるお祭りなので年に一回からその年によっては三回ある時もありそれぞれ一の酉、二の酉、三の酉と呼ばれています。 三の酉まである年は火事が多いと言われていてこれには諸説ありますが、年末忙しい時期に多発する火事に対しての用心や、酉の市で有名な浅草鷲在山長國寺に隣接する吉原がお祭り当日、通常開けない大門以外の門も開け遊郭が賑わう特別な日だった事から、お参りがてら遊郭へ立ち寄る男性方へのけん制の意味もあったと言われているそうです。 ゆみさんが買っていた熊手。お店用に小さな物も売っています。 実は私は初心者で酉の市は今回が初めて。訳もわからず、その場のノリで購入してきましたが、家に帰って調べるうちに、熊手の買い方を見てがっくり。 高めの値段を言われ価格交渉をしたあと、ぐっと下がった値段が返ってくるので、その値段でよければ、「じゃあ、まけてくれた分はご祝儀で」と言って、もとの価格を払うのが粋な買い方だとか。どうりであっさり値引きしてくれたと思いました! 熊手とともに来年の福を手に入れたお客さんと、負けてくれた熊手やさんもよい年になるようにとご祝儀を渡すというやりとりがあるとは知らず。。お恥ずかしい。 若い頃は少しも興味がなかった酉の市、熊手ですが来年は浅草や花園神社を覗いてみようかなと思います。 宮益御嶽神社 住所 / 渋谷区渋谷1-12-16 【開催日時】 <一の酉> 2012年11月 8日(木) 10:00~24:00 <二の酉> 2012年11月20日(火) 10:00~24:00 ※商業用熊手の販売は上記の2日間のみ
by at-saigoyama
| 2012-11-22 23:13
| 木曜日 カオルさん
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